色々あって結構好きなのです。

次号RR誌の企画で使うために、バンディット1250Sを借りてきました。

もう6、7年前のことになるのですが、クラブマンという雑誌で北川圭一選手が行う10000キロの長期連載を担当しており、そのほとんどを自分が走ったことがあります。

このバイクと約10ヶ月ほどじっくり付き合ったのですが、本当にコストパフォーマンスが高い一台です(カウルレスモデルを使っていましたが、ABS標準装備で定価100万円以下でした)。

どちらかというとスーパースポーツモデルや2気筒エンジンが好きなボクに「あっ、これでもいいかも。欲しいかも」と思わせてくれました。

 

今日、久しぶりに乗って、やはりいいバイクだと再確認しました。

もちろん、シフトインジケーターが欲しいとか、スロットルの遊びがチープすぎるなど、細かいことを言い始めたらきりがありませんが、

それでも油冷エンジンから引き継がれたゴリッとしたフィーリングや、過不足無いパワー感、若干ダルだけどまぁまぁのハンドリング、そしてバツグンの安定感。

これは日本の技術の粋が詰まっています。

見直されるべきです。

今回の企画では、XJR1300やCB1300などと乗り比べる予定ですが、それぞれにアジがあって、個性を持たせてあります。

 

CBの優等生ぶりは惚れ惚れしますし、XJRの空冷のパンチ力もなかなかすてきです。そんな中、埋もれてしまいがちなバンディットですが、ボク的には、これを購入するライダーは“知ってる人”だと思います。

 

 

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